カウンセリングで意識していること
実は美容師の仕事はお客様のご要望に応えることではない!! そうでない場合ももちろんあるが今回は敢えて断言する
まず、美容室以外の事で考えてみたい。みんながお買い物に行く時フルオーダーする事が果たしてどれくらいあるだろうか?
例えば洋服だと
サイズ、質感、素材、形、色、ぱっと思いつくだけでこれだけある。
コレら完成まで頭に描いていてフルオーダー出来るのって楽しい!と感じる人と面倒くさいと感じる人がいる
楽しいと感じた人でも買い物に行くたびにアウターからトップス、Tシャツからパンツ、靴下まで毎回フルオーダー出来たとして時間やイメージが追いつくだろうか?
なかなか全部毎回できる人は少なくないだろうか?
世間一般の人々はいわゆる既製品を買うのだ。
サイズ、質感、素材、形、色、があらかじめ用意された物をそのものの価値で購入する。
その価値がその価格で売られる
という事だ。
そこで色々考えて今回思った事は
美容室に来るお客様が自分の欲しいものが本当に決まっているのか?
フルオーダーと言うやり方であっているのか?
お客様に対して 「今日はどうしますか?長さは?色は?」 と、問いかける事は本当に正しい事なのか?
もちろん長さやイーメジは共有していかなくてはならないが美容師自身がイメージをある程度提示して既製品とまでは言わないがしっかりとスタイルとして自分の売りを提示する必要があると感じています。
そこにセンス(その人への思いやり、心配り)が入り似合わせが入ることによりお客様にフィットするスタイルが生まれると思います。
大切なのは
ご要望に応える事ではない
が、ご要望を汲み取り、お客様のライフスタイルに溶け込ませ、イメージを共有して
デザインを買っていただく事
接客やサービスは抜きにして考えた場合だが、プロとしてのご提案ができるとカウンセリングの考え方が少し変わるかもしれません。
カウンセリングを通してデザインを提案しよう!! #ピンクベージュ#アジアンカラーP8#ディスコバング#🕺#デニムシャツ#美容室green